日照時間が長かったようで、こんな結果に。
私もびっくりですが、皆さんはもっとびっくりでは?
そう、何で冬に!?
と思われている方が多いでしょうが
実は気温は関係ないのです。
つまり、日が当たれば発電するのです。
ただし、おひさまが高い角度から当たるほど
発電セル(パネル)に直角に日が当たるわけですから
冬はあまりよくはありません。
しかし、夏よりも春のほうが、より多く発電するのは
セル本体の能力は暑さに弱いからです。
おもしろいでしょ?
ですが、言い換えると、あなたの家の屋根が
真南から大きくずれているならば
また、南面に日陰を作るものがあるならば
発電能力は極端に落ちてしまうのです。
それは、セルをつなぐにあたり2回路か3回路で接続するからで
つまり、直列なわけでして、たった一枚でも日陰になれば
その回路の発電量が0になります。
発電面の半分くらいが日陰になれば発電量はほぼ0ちかくなります。
太陽光発電を乗せている家で、午後からしか日が射さないような新築の家を見かけました。
ユーザーの強い希望があったからでしょうが
私なら絶対に薦めません。
それが私たち、プロからのアドバイスであり
私たちの義務だと思うからです。
だって、発電効率が半分以下のシステムなんて
何の意味もないですから。