とても気持ちいい朝です。
透き通ったクリアな空気!
木々の葉の艶がとても綺麗な朝です。
「敷地を広げたいので、塀を積いてほしいんじゃが」
と言うご依頼でお伺いすると
隣地を新しく1メートルほどご購入されたので
新しい境界にブロック塀を積んで欲しいとのご依頼。
「じゃ、この古いレンガ塀は撤去ですね?」
とメモを取っていると
「この塀は、わしが小学校1年の時に
この辺では有名だった原田さんという左官屋さんが
積んだ塀で、81年ももっとるんじゃ」と。
え?81年?
うちの親父が一歳の時!?
簡単に「撤去」なんてもんじゃない!
よくよく見ると、しっかりと、どっしりとした重みある見た目とは裏腹に
その存在感はとても薄く
縁側から見える庭木や灯籠の邪魔は一切せずに
逆にそれらを引き立たせているかのよう…
昭和初期から先の大戦をやり過ごし
今の今までここにたたずんでいるレンガ塀
壊すと言うことは歴史をも、そんな罪悪感を感じ
見積もりが進みません(;^_^A
どなた過去のレンガ塀、いりませんか?
ただし、撤去する日に取りに来られる方限定でお願いします(;^_^A