気づくと一か月以上も更新がなされていない・汗
一人ですべてをこなす喜びとは裏腹に
忙しくなると、直接影響のない部分にしわ寄せが^^;
でもその分、濃い内容をお届けしたいと思います。
今回は太陽光発電をすでにご採用なさっているお客様向けの内容です。
私の家も築14年目を迎えていますので
太陽光発電の買取単価もタダ同然のような価格です。
10年間は高い単価で買い取ってもらっていたので
それに比べるとなんだかものすごく損をしたような気がします。
でも、実はその「損をしているかのような気持ち」を悪用する輩が出回っています。
いきなりの訪問、しつこい訪問、ポストに入れられるお手紙等々
あれやこれやと手を尽くし、アポイントを取ろうとしてきます。
ユーザー側からしてみれば、落とし穴を掘られているようなことですので
じっくりと読んで理解してくださいね。
できるだけ簡単にお話ししますので、表現が多少ずれることもありますが
趣旨だけはしっかりと伝わるようにお話しします。
今までの買取単価から比べると、今の買取単価は雀の涙ほど。
ものすごく損をしているような錯覚を覚えますよね。
はい、錯覚なんです。
もともとの買取単価よりも、10年間だけ優遇されて高く
買い取ってもらっていただけのことなんですね。
さらに電力会社側も、原子力発電の停止などで
思ってもみなかった費用が掛かっているのです。
となると、どこかを削らねばならないわけですね。
それで優遇買取期間を過ぎた発電所
ここで言う発電所とは、おうちのお屋根にパネルを載せて発電し
その電力を電力会社に売却しているお宅のことを言います。
(ごく普通のご家庭でも、例えばうちは「田中発電所」と言う扱いなのです)
その買取単価を下げることで全体的な費用を抑えざるを得なくなったのです。
故に、ものすごく損をしているような気になりますが
電力売却の契約書の内容通りのことなんです。
とは言え、売る側からしたら少しでもお得な方法はないか?
そんな時に思いつくのが「売らずにためておいて、自分で使う」と言うやり方。
かんたんに言うと蓄電池ですね。
蓄電池、いろんな業者さんが取り扱っていますが
現在ではまだまだ高価で、採算をとるにはとても考えられなうような価格です。
そういう時代背景ですが、訪問して販売するスタイルの業者さんにしてみれば
蓄電池を売りたくて売りたくて仕方ないわけです。
でも、高くて売れない。
じゃ、どうする?
と言う時代背景もある中で出てきたのが
「無料点検やってます!」と
メーカーから依頼された、とか
電力会社から依頼された、とか
ひどいのは
一回目の点検費用はご購入価格に含まれているので
受けないと損ですよ!
と言う悪質な言葉で魔の手を差し伸べてきます。
騙されちゃだめですよ!!!
購入金額に点検費用なんて、含まれていませんから!!!
さらに、点検を受ける義務があるとか
受けないと買い取ってもらえなくなる!
などと言う表現さえ使い始めています。
実際にメーカーに問い合わせてみると、そういう事実は全くないとのことです!!
でも、無料ならいいじゃん?
ですよね?ですよね?無料なんだもの。
はい、そこは人間の心理を突いているのです。
点検費用は購入価格に、と言うのも
その権利があるなら行使しなければ損じゃないか!
と言う心理を突いた、いわばずるいやり方です。
じゃ、なんでそんなやり方で?
はい、無料点検を装って安心感、信頼感を与え
そのうえで「損している!お得な方法があるよ!」
的にお話すれば、気になりますよね。
実際には元は取れないのに、数字のマジックでお得になるように思いこませ
高い高い蓄電池を売りつけるのが彼らの目的なんですよ。
実際にはそのものの製品代に設置費用、すべてを何と対して計算するか?
安い単価で売る金額
自分で使うことで買わなくてよい電気代
この二つを計算すると、採算が取れるには
どんなに安くても25~30年ほどかかるそうです。
でもね、もう一つ落とし穴
蓄電池の寿命ってご存じですか?
ネット情報ですが、専門業者が言ってました。
15年ほどなんですって。
と言うことは、元は取れない!!!
本当においしい話は向こうからはやってきませんよ。
そういえば、うちの奥さん。
メーカーからの点検です、っていうもんでつい玄関を開けちゃったんですよ。
もうしつこくてしつこくて、自社でやっていると言っても帰らない。
そのうちに怒りだして、どなるかのような話しぶり。
警察を呼ぶの呼ばないの話になってやっと帰っていったそう。
これが実態ですよ、訪問販売の。
でも、なんでピンポイントでわかるのか?
探すの?歩いて?
いえいえ、Googlemap グーグルマップです。
写真で探せばパネルが載っているおうちはすぐにわかります。
しかも、その写真が撮られた以前ですので、ずいぶん前に搭載されたお家だと
いとも簡単に、しかもピンポイントで探し出せるのです。
気を付けてくださいね!
落とし穴はいたるところに!!
下の写真は実際に我が家のポストに投函されたDMです。
ご注意を!