断熱の大切さ 3

お腹が減るブログ Vol.21
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断熱の大切さ 3

昨夜から、なんだか生暖かいお天気でした。

 

「明日の最低気温は10度、最高気温は12度」

と言う予報を聞き、朝ランはずいぶん着込んで出かけましたところ・・・

 

なんだか暖かい? 手袋要らない?

 

汗だく抱くの小一時間でした。

 

でもその後、北風が吹き始めると一気に冬の気配がしてきましたね。

 

こんなときに気をつけなければならないのが

ヒートショック!

 

(ヒートショックとは 福岡県Webはこちら

「ヒートショック」とは高齢者などが冬期に暖かい浴室から寒い脱衣場に

移動した際、または、寒い脱衣場から暖かい湯船につかった際など、

急激な温度変化によって脳梗塞や心筋梗塞などになることを言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は高齢化社会の到来とともにヒートショック死は年々増え続け、

近年は年間19000人以上と、交通事故死の4倍以上となっています。

 

住宅の省エネ化・断熱化リノベーションは、このようなヒートショック現象を

予防する効果が期待できます。

熱の伝導が少なく、気密性が優れた省エネ住宅では、外気温の影響を

最小限に抑えることができるので、建物の温度変化や、部屋と部屋の温度差(温度ムラ)

が小さくなり、ヒートショック現象の予防につながるのです。

 

リビングや寝室の断熱化も大切ですが、トイレや脱衣場

お風呂も寒くない環境にリフォームしたいものですね。

 

しかしながら、冬期の浴室での死亡率は、断熱先進エリアと言われる北海道は、

沖縄に次いで少なく、実は栃木県(全国1位)や茨城県(全国2位)

といった比較的温暖と思われる地域での発生率が高くなっています。

 

「このあたりは温暖だから大丈夫」と安易に考えないで、

断熱化リノベーションで健康に優しい空間づくりを実現していただきたいと思います。