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エアコンの電気代についての考察 2

ど、どうなってるんだ!?この暑さ!

 

と言うことで、前回の続きです。

 

 

気温、と一言で言ってもこの話題で言う気温には

いくつか種類があります。

 

エアコンの設定温度や室温などがそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

体感温度、と言う言葉を聞かれたことがあると思いますが

この計算方法、ご存知ですか?

 

(室温+お部屋の表面温度)÷2

 

わかりやすく言うと、こういう式です。

正確には室温と外皮(外部に面した部分のこと)の表面温度を2で割ったもの、です。

 

もっと細かに言うと、これに風速や色んなものを考慮するのですが

自立循環型住宅の設計ガイドラインでは上記のように定義されています。

 

わかりやすく言うと、室温が仮に25℃まで冷えたとしても

外壁面や天井、窓などの表面温度が35℃だったとしたら

体感温度は30℃だと言うことです。

 

これは言い換えると、スポットエアコンにした場合

外部に面した壁や天井、床や窓の温度が

冷えてくるまでは、いくら冷やしても体感温度は下がらずに

気温は低いのに暑く感じて、ちっとも涼しくない、と言うこと。

 

もしくはそういうタイミングがあるということです。

 

また、それまでの間、エアコン自体はほぼフル回転します。

 

フル回転のとき、一番機械本体に負担がかかるのは

ご存知だと思います。

 

これがずっと毎日続けば、どうなるか?

 

そうです!エアコン自体の寿命が短くなる、あるいはなりやすい

と言うことです。

 

電源入れっぱなしの場合だと、夜中はもちろんのこと

昼間も時折コンプレッサーが回りはしますが

ほぼ送風状態が続いています。

 

もったいないようでも実は・・・  なのです。

 

ですので日、週、月単位で見ると気づきませんが

年単位で見ると、それまで含めて考えて

どちらがいいのか?

 

は違ってくるんですね。

 

とは言え、入れっぱなしだととんでもない電気代になるんじゃないか!?

 

 

答えは・・・

 

Yes だったり No だったり・・・

 

家の持つ性能によって、違ってくるのです。

 

「じゃぁ、どうしようもないじゃないか」

 

いえいえ、ですので、ですからこそ

リフォームやリノベーション、あるいは住み替え、建て替えをお考えの折にはぜひ

断熱リフォーム、断熱リノベーション、省エネな家づくりを考えてみませんか?

 

北九州市(西部)、中間市、遠賀郡、その近郊であれば

もっと詳しくお話させていただきます。

 

次回は窓や断熱、換気のお話を。