雷、やっと落ち着いてきましたね?
せみ君が元気に鳴きだしました。
さて、今月1日は防災の日でした。
「防災」と聞いて、どう感じるか?何を感じるか?
は、人それぞれだと思います。
この辺は台風も地震も自然災害もさほど影響はなく
おかげさまで平和な環境にいます。
だからゆえか? お恥ずかしい話ですが
防災と聞いて、あまり危機感を感じないのです。
おなじみ、警戒レベルですね。
もう20年も前でしょうか?山形の友人に聞いた話です。
「古くなった服や下着は、捨てずに、これまた古くなった旅行かばんに
詰めて押入れに入れています。
それが古くなったら、新しく作った古着のかばんを押入れに入れて
それは車のトランクに入れておきます。
さらに古くなったら、家の倉庫に入れています。
それくらい災害に敏感に暮らしています。」
古いものは切れなくなるまで着つぶすもので・・・・・
言い訳ですかね?
とは言え本当に災害に縁遠くなったこの辺の地域
本当にありがたいことだと思います。
地震もそう、歴史的記録のあるものにも、この辺での巨大地震の記録はありません。
しかし、活断層はしっかりとあります。
どこかの大きな地震により、断層に無理がいき
余震的なタイミングで「どーん!」
と言うこともあると思うのです。
それなれば「住」に携わるものとして、どう心得ておくのか?
心得ておくべきか?
となるとどうしても耐震力のお話になってしまいます。
建築基準法のレベルは、約50年に一度の地震(震度5程度)
に対して損壊しない程度、とあります。
では、6強や7クラスが来たら?
倒壊する可能性が高いのです。
つまり、地震が収まった後では、家が倒壊してしまい
避難できない状態になりかねないのです。
熊本地震では耐震等級3の建物はかろうじて残っていて
簡単の補修工事程度で、住み続けることができたそうです。
震度7と言う最大クラスの地震で、すみ続けることができる家か?
住み続けられない家か?
どちらを選ぶかはユーザー側にあります、が
その説明を仕切れない業者も多いと思います。
私たちは、その説明を診断書に添ったご提案を差し上げた上で
耐震リノベーション、耐震リフォームを推奨しています。