骨組み工事  モデル建設中 断熱リノベ 耐震リノベ 丸ごとリフォーム 大型リフォーム

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骨組み工事  モデル建設中 断熱リノベ 耐震リノベ 丸ごとリフォーム 大型リフォーム

気付けば桜も緑がまばゆい葉桜に。

新入生たちも、少しは新しい生活に慣れてきたころでしょうか?

 

中間市の築45年の家、フルリノベーションモデルハウスの工事も

大切な骨組み工事に入っています。

 

 

 

 

 

 

 

まずは建ち起こしから。

経年劣化もあれば、多少の沈下もあります。

あって当たり前ですので、それらの中でも

垂直のずれを直していきます。

 

要所要所の柱に下げ振りと呼ばれる重石のついた糸をたらせ

どれくらい柱が傾いているのかを計測。

 

真ん中やさきっぽが曲がってしまっている柱も

珍しくありません。

 

それらを修正しつつ、新しい骨組みを組み込んだり

傷んだ部分を切り取って、新しい部材へ取り替えた後に

補強していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

柱を抜いたら、屋根の加重を支えきれなくなりますので

水平部材の梁を補強します。

 

上の写真は古い梁の下に新しい梁を抱き合わせて

ボルトで締め付けて補強しています。

 

こうすることで荷重を分散してやれるのですが

その荷重を受ける柱や土台、基礎などが

しっかりと強度を持っていることが大前提です。

 

基礎がないのに柱を抜いて梁補強するとなると

かなりのリスク、と言うよりも地雷的な要因が残ってしまうことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

大方の骨組みが出来上がると屋根をかけていきます。

 

棟違いのたくさんあったこのお家も、棟は真ん中一本にして通しました。

見た目は単調ですが、地震や台風、大雨にはかなりその強さを発揮してくれます。

 

棟木、母屋(もや)を小屋束を調整しながら

固定していきます。

 

それらが完了すると、屋根垂木を流していきます。

 

 

 

 

 

 

 

この上に構造用針葉樹合板を、さらにその上に

ビルボードと呼ばれる、断熱防音材を敷きこんだ上で

アスファルトルーフィングを貼っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来ると、吹き込み以外の雨はさえぎることができるので

一安心ですね。

 

ちなみに内側からだとこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は耐力壁にするために、あるものを取り付けていきます。

 

長くなりましたので、続きはまた次回に!