こんにちは!
師走に入り、後半戦。いよいよ気ぜわしいじきに突入ですね^^;
現場の方もどんどん進んでいます。
外部工事が進んでくると、中の工事も進んできます。
柱や梁、骨組みの外に張られているのは
構造用合板です。
これ、筋交いの代わりなんですよ。
しかも、筋交いの倍以上の強さ、しかも
ほぼ全面に。
どれだけ強くなるかはご想像にお任せします。
ただし、闇雲に張ったのではその部分だけが強くなりすぎて
家全体の強度は落ちてしまいます。
バランス、そして何よりもその知識が大切なんです。
今ではそういうソフトも非常に安価で市販されていますし
説明会も各地で開催されているようです。
木造住宅に携わる全ての関係者が
この説明会を受けてくれると、どんなに安心でしょうね。
ところで、真壁、大壁って御存知ですか?
一般的な柱や梁が見えないつくりが大壁構造
柱や梁が見えるのが、真壁構造です。
一長一短ありますが、その難易度、つまり
大工さんの腕の出来を求められるのは真壁なんです。
上の写真、下地の骨組みが大壁の3倍入っているの、わかります?
外壁面だけでなく、部屋内の間仕切壁も同じです。
これだけたくさんの下地が必要になるうえに
この上に張る部材も、隙間なくカットする必要があります。
最近ではこれができる大工さんも減ってきました。
若い大工さんが育たないようで、この先不安が残ります。
しかし、不思議なものでよいご縁は広がります。
そして、現場もどんどん進んでいきます。