朝霧の「北九州地区初のリノベーションモデルハウス」
2次解体工事がスタートしました。
「あの、どこまで解体しますか?」
「柱と梁まで残して全部です」
「え?全部?」
「はい、全部です」
「外壁は?」
「外壁も、です」
「サッシは?」
「サッシも、です」
「本気ですか?」
「はい、本気です」
これ、2次解体着工前の業者さんとの打ち合わせ時の会話です。
それくらいにきれいにお住まいになられていた物件なんです。
築45年です。
もう、かなり痛んでいてもいいはず、なのに
とてもきれいなんです。
ごらんの通り、どろ壁です。
とてももったいないです。
でも、全部撤去します。
「何でですか?もったいないじゃないですか?」
と、業者さん。
はいもったいないです、でもね、理由があるのです。
日本の住宅業界に課せられた課題があるのです。
国を挙げて取り掛からねばならない、とても大きな課題。
簡単に言うとCO2削減です。
どろ壁は暖かいなんていいますが
数値を出すと・・・・・
とても低いのです。
断熱性能を上げる、さらに、気密化を取り入れ
CO2削減だけではなく、今地味に問題化してきている
壁内結露の問題さえも解決できるように
断熱リノベーションしていくのです。
であれば、耐震力も大幅に上げていけます。
「機械で壊した方が、早いけど・・・ 壊すと?」
「はい、お願いします」
と、さっき現場での会話。
しんたなかのリノベーションは、全面リフォームの域を超えて
耐震リノベーション 断熱リノベーションを
真摯に考えて取り組んで行きます。