響きののモデルや、先日の完成物件も建築途中で
夏場もさほど感じませんでした。
真夏は確かに暑いのですが、一般的な建物に比べると
非常に作業もやりやすかったようです。
その秘密は・・・
まずは38mmの野地板を貼ります。
これも音響熟成木材です。
その上に通気垂木45mmを打ち付けます。
垂木の隙間に断熱材を入れます。
垂木が45mm断熱材は25mmですので
通気層の厚さは20mmですね。
通気層はこんな感じです。
その上にガルバニウム鋼板やコロニアルであればベニア
瓦であればバシ板を打ち付けます。
ベニアでも当然F☆☆☆☆です。
アスファルトルーフィングよりも強度の強い
ゴムアスファルトルーフィングを張ります。
瓦でもコロニアルでもガルバでも
わが社の設計基準はこれです。
写真はガルバ仕様の屋根です。
棟の天辺にあるのが棟換気システムです。
壁の通気層を上がってきた空気は
さらに屋根を抜けてきて、一番高いところで抜いてあげます。
ですので、屋根裏でも熱がこもらないし
湿気も追い出してしまうのです。
頑丈すぎる屋根のように感じますが
家が長持ちするために
健康に暮らすために
最低必要な基準なのです。